2009-09-27

時計じかけのオレンジ

スタンリー・キューブリックによる風刺作品？コメディ？
見ようによってさまざまな見方ができると思います
ブラックかつ深刻なテーマをポップに昇華させています

クラシックを多用し、音楽コラージュのような映像が美しい

『ウィリアム・テル』序曲はひょうきん族のオープニングではございません

時計じかけのオレンジ [DVD]

出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
発売日: 2008/09/10
メディア: DVD
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2009-09-26

再生の町

NHKで2009年8月29日から同年9月26日まで、毎週土曜日の土曜ドラマ枠で放送される全5回のテレビドラマである。「地方公務員」を主人公にした、大阪放送局制作の本格社会派ドラマ。（Wikipediaより）

主人公の高岡駿馬（筒井道隆）は横浜の百貨店で働いていたが、買収されたため地元大阪のなみはや市に戻り、父と同じ市役所職員として粛々と働こうとしていた。
なみはや市は父の跡を継いだ、大学教授でマスコミへの露出度も高く大衆受けする水元市長（吉田栄作）の公約のもと、長年の市の夢であるニュータウン建設を遂行しようとしている。

一方、市の財政赤字は夕張市並みに深刻なものであることが明るみなり、ニュータウン建設までも財政難のため見直し対象となる。そこで間宮哲夫（岸部一徳）をリーダーとした財政再建プロジェクトチームが結成され、福祉を中心とした不採算事業の撤退を画策する。（間宮は高岡の父の盟友）

そこに立ちはだかるのは、市議会のドン・権藤（近藤正臣）。
先代の水元前市長や国とのパイプを武器に利権まみれのニュータウン建設を「希望」という名のもと死守することに固執し、プロジェクトチームと対立する。

ヒールである近藤正臣が怪演し、脇を固めるプロジェクトチームの段田安則・南果歩が見応えがあった。

成熟社会における公共事業や役所と市民の関係等、八ッ場ダム建設問題に通ずるところがあり、タイムリーな連続ドラマでした。

http://www.nhk.or.jp/dodra/saisei/cast/index.html