2007-06-01から1ヶ月間の記事一覧

破壊!(BUSTING)(1974)

ロサンゼルス市警に勤めるマイケル(エリオット・グールド)とパトリット(ロバート・ブレイク)は売春や麻薬の取締りを担当していた。彼らの捜査は常に強引である。売春を摘発したが、その証拠がもみ消される。次に、ゲイ・バー、麻薬捜査をするがうまくい…

卒業(1967)

東部の大学を卒業しロサンゼルスに帰ってきたベンジャミンは祝賀パーティーに出席する。そこで幼馴染のエレーンの母親・ミセスロビンソンに誘惑される。陸上部でもあり新聞部部長であった一見エリートと思われる彼さえも将来に対するあいまいな不安を抱えて…

俺たちに明日はない(1967)

30年代・恐慌時代のアメリカの実在した強盗二人組ボニーとクライドの逃走劇。 同じ逃走といえど、ゴダールの映画なら自動車を盗みパリやその郊外から逃走するだろう。そこには都会文明へのアンチテーゼがあるかもしれない。しかし、この作品はテキサス・ダラ…

時をかける少女(1983)

ひとが、現実よりも、 理想の愛を知ったとき、 それは、ひとにとって、 幸福なのだろうか? 不幸なのだろうか? この意味深な詩で始まる、大林宣彦監督の出身地尾道で撮影された、「尾道三部作」のひとつ。 スキー場の満天の星空の下、芳山和子(原田知世)…

3-4×10月(1990)

「振らなきゃ始まらないよ」 草野球チームに参加している、ほとんどしゃべらないガソスタ店員・雅樹(小野昌彦)が因縁をつけられヤクザに報復するため沖縄まで拳銃を取りに行く物語。『その男、凶暴につき』の凶暴で残忍なたけしが乗り移ったような元ヤクザ…

ウェブ進化論(2006)

IT革命がもたらした「チープ革命」と技術革新によってネット社会だけでなく、リアル社会にまで地殻変動が起こっていることを、シリコンバレーならではのオポチュニズムとアンチ・エスタブリッシュメントの視点でウェブ社会について論じられている。ブログ…

上流社会(1956年)

グレース・ケリー演じる大富豪で傲慢な令嬢は二度目の結婚が目前に迫っていた。一方で彼女に愛想を尽かしつついまだ未練を残しているビング・クロスビー演じる前夫デクスターはジャズの演奏会にルイ・アームストロングを呼ぶ準備をしていた。結婚祝賀パーテ…

昭和歌謡大全集(2003)

特に目的もなく集まるオタク少年グループとバツイチおばさんサークル・ミドリ会の大報復合戦。ナイフでの通り魔に対する、包丁での復讐に始まり、ミサイルランチャー、果ては「貧者の兵器」にまでエスカレートする。果たして生き残るのは誰か? セリフに織り…