2007-05-01から1ヶ月間の記事一覧

知的生産の技術(1969)

生態学者の著者がフィールドワークの体験をもとに知識の獲得のしかたを提示している。いかんせん、書かれた時期が古いので現実にそぐわない面も多い。しかし、情報化社会において有名無実になりがちな情報の管理・整理の方法には学ぶべきことは多い。情報の…

小説家を見つけたら(2000)

ニューヨーク・ブロンクスのアパートに引きこもるショーン・コネリーが窓の外のバスケに夢中の少年たちを見下ろす。 彼は007のボンド役の特殊工作で引きこもっているわけではなく、天才小説家なのです。一方で少年の一人はバスケがうまいうえに希有な文才…

太陽を盗んだ男(1979)

中学の物理教師・城戸誠(沢田研二)が東海村原子力発電所からプルトニウム239を盗み出し原爆を作る。完成しラジオから流れるボブ・マーリーにジュリーが踊る。作ってみたものの目的がなかった。そこでまずは「巨人戦ナイター中継の延長」、次に「ローリング…

Human Audio Sponge

YOUTUBEにHuman Audio Sponge(YMO)投稿してみました。 当局に消されたらさようなら。そして俺はネットカフェ難民、六本木心中。

青春の殺人者(1976)

実際にあった両親・尊属殺人が原作の映画化作品。斉木順(水谷豊)は親から与えられたスナックを幼馴染の常世田ケイ子(原田美枝子)と営んでいた。しかし、両親(内田良平・市原悦子)に交際を反対され、ふとした瞬間に父を殺し、次いで母親をも殺してしま…

ダウンタウンと圭修(清水圭・和泉修)(1988)

「だんご」っちゅうんはかつみさゆりのかつみのどんきほ〜てのときの相方・きびのだんごですかね 浜ちゃん、安田成美出演に嫉妬

ダウンタウンと桂三枝・西川きよし(1994)

右大臣と左大臣

若かりし大日本人

若かりし大日本人

アカルイミライ(2003)

東京のおしぼり工場で働く仁村雄二(オダギリジョー)と有田守(浅野忠信)。仁村はある2つのクセを持っている。ひとつは突発的にキレてしまうこと、もうひとつは未来が見える夢を見ること。守は飼っているクラゲを仁村に残しひょんなことから姿を消してし…

はじめての文学 村上龍

著者による自選アンソロジー。 短篇にこそ小説家の「情報を物語に織り込む」力量が問われると感じた。 装丁にあるように『空港にて』から生きる勇気がもらえます。はじめての文学 村上龍作者: 村上龍出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2006/12/06メディア: …

悪魔のようなあいつ(1975)

「どういう動機だ!銭か?金か!?」 「怒りだよ、よくわけのわからない怒りってやつだよ・・・」 バー「日蝕」でギターの弾き語りとコールボーイ(淫売)で生計を立てる可門良(沢田研二)。彼は時効が半年後に迫った三億円事件の犯人であると同時にブリオブラ…