破壊!(BUSTING)(1974)

ロサンゼルス市警に勤めるマイケル(エリオット・グールド)とパトリット(ロバート・ブレイク)は売春や麻薬の取締りを担当していた。彼らの捜査は常に強引である。売春を摘発したが、その証拠がもみ消される。次に、ゲイ・バー、麻薬捜査をするがうまくいかない。それどころが、上司からは事件に関わるなと厳命される。なぜなら、署長が麻薬組織とつながっていたからだ。まじめに11年勤めてきたマイケルは自らの信条と現実とのギャップに悩んでしまう。犯人を追うカメラワークは迫力があった。現実に対する諦念がある程度必要という雰囲気がなんとも後味が悪くさせる。

破壊! [DVD]

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